2021/02/19 11:24

こんにちは、古今ーKoKonーです。


春のような暖かさを感じる日が続いたかと思うと、

凍てついた空気に雪が降る冬日に戻ったり、

移ろいゆく季節の合間にいるのを感じる今日この頃。

古今では、いろいろな古道具を入荷しましたので、ご紹介したいと思います。


1つめはこちら。


明治から昭和10年代頃まで普及していました、炭火のアイロンです。

船みたいなフォルムがなんだか可愛らしいですよね。


こちらは現代のアイロンとは使い方が異なり、

蓋を開けて中に火のついた炭を入れることで底を熱します。

側面の空気孔や特徴的な煙突は、発生したガスや煙を排出し、

炭火が消えないように空気を調節するための物です。


錆により蓋を開けることができないので、現状本来の用途では使用できませんが、

インテリアとしてお部屋の雰囲気をより魅力的にしてくれることでしょう。



2つ目の商品はこちら。



籐でできた「ふるい」です。


昔お米作りの際に、籾とわらくずなどを選別するために使用されていた道具です。

用途ごとに編み目が異なり、「とおし」とも呼ばれていました。


籾や玄米を運んで俵に詰めたり、穀類を干したりする際にも使用される、

お米作りにはなくてはならない農具でした。


そして3つめはこちら。


側面に穴が開いており、木製の栓がしてある木樽です。

お漬物やお味噌を作る際やお酒の保存など、様々な場面で使用されていました。


現在ではプラスチック製品の普及や、鏡開きなどの風習が廃れてきてしまったことで、

姿を見る機会が少なくなってしまいました。


収納、鉢植えカバーやプランターなど、インテリア・ガーデニング用品として、

まだまだ活躍してくれます。


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ご紹介した物以外にも、当店ではいろいろな古道具を扱っております。

ぜひどんな物があるのか、オンラインショップを覗いてみてください。


まだまだ素敵に活躍してくれる、「古きよきもの」がたくさんあります。